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Top Page › ドラマのこと › 「白い影」
2011-10-23 (Sun) 22:12

「白い影」

10年前のドラマです。中居くん主演。みようかなぁ思ってたら友人がかしてくれました^^
1970年代に田宮二郎主演でドラマ化されたことのある「白い影」の原作は渡辺淳一の「無影燈」です。原作は読んだことがありませんが、中居くんの演じた直江先生とは別人だそーです。原作の直江先生は女の敵だそうです。ドラマの直江も、自己中心的な自己完結男ですけども。
このドラマで直江先生と中居くんにハマった人が多いそうです。作中のMM病(多発性骨髄腫)をもじってNN病(直江ー中居病)というらしい。
それはともかくとして「とにかくキレイなの」ということは以前から聞いていたし、以前にも友人宅で全話みたことがあるんで、どうだったかなぁと回想しつつの鑑賞となりました。ぁー、たしかに中居くんが美人だ。相手役の竹内結子は当時20歳くらいでふっくら若々しくてかわいいし。
いかりやさんが出てるのにもびっくりした。しかも胃がんの末期患者として。
原作では40近くの中堅どころな直江先生は、20代の中居くんが演じてるので若いです(あたりまえに) ヒロインの倫子も20そこそこの竹内結子が演じてるので新米看護婦(看護「師」と表記がかわるまえのドラマなので看護婦)です。前途洋洋だった若き天才外科医が、多発性骨髄腫を患い余命いくばくもないと知って、自分の終末を思い描き、他人を寄せつけなくなっていることがわかるまでは、たんなる、いけすかないやろうである筈の直江ですが、中居くんなので、甘さが滲みます。冷たいというより、儚い。壊れそう(ぇ
口数が少ないけど、嘘をつくときは雄弁。
痛みのせいで短気になるのはしょうがない。痛いんだから(米ドラマの「ドクターハウス」のハウスも痛みのせいで人格が壊れてた。←鎮痛剤のせいもあるけど…) 
自分の体で治験薬の実験をする直江先生。そのデータを世話になった七瀬先生に渡そうとしてる。けなげに感じる。なんか、そういう感じで、話はすすみます。えろくしようと思えば、いくらでもえろくできる設定なのに、とても健全なドラマでした。(死を近く感じているがゆえに、女を抱かずにはいられないという設定なのに、腕をつかむとか、ひきよせるくらいのシーンしかない。倫子と一夜をともにしても、場面転換して「翌朝」だなんて手法だし…/笑)
倫子に出会うまえに発病していて、倫子に出会うまえから死を考えていた直江だと思うと、ドラマのいろいろなシーンに深い意味を感じます。中居くんって、こんな表情もできるんだ(すごい失敬)とか思いながら、ああ、これは、いろんなサイドストーリーを考えたくなるなぁと思ったりしました。

楽しかったです。短い期間に、二度見してしまうくらいに^^

ただ背広の肩幅がひろすぎないかなぁ。当時のファッションだったわけでもないのに、なんでだろ。

目をふせたときの睫毛の長さが美しかったし、どアップが多くて、すごかった… 同じドラマでも回によって演出家が違うことがあるというのも、はじめて知りました。白い影では4話と6話の演出をした福澤さんの映像が、ファンのなかでは人気があるそうです。あらためてみると映像がとても美しいです。光の演出がすごく、きれいでした。丁寧に、美しく、きれいにつくられたドラマ。

いかりやさんのご冥福をお祈りします。

直江先生を頼る患者。ガンであることを家族にも本人にも知らせないという選択は今の医療現場ではできなくなってますけれど、それを実践し、最後まで嘘を演じて、嘘のなかに飛びこんできた患者をやさしく受けとめ、死を受け入れる瞬間までみとどけるという。そんな直江がする最後の選択は、彼らしいのかなぁ。自分らしく死を受け入れるという点では… とか、みてない人にはわかんないことを書きましたけど。

いろんな意味で、たのしいドラマでした^^
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最終更新日 : -0001-11-30

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