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2019-07-25 (Thu) 17:31

「VOICE 112の奇跡」←ネタバレ

今期のドラマは韓国ドラマ色が強いですね。ということで「VOICE」です。日テレの「ボイス 110緊急指令室」の1話をみて、あまりの怖さに検索してみたら原作が韓国ドラマだったので、Amazonプライムビデオでシーズン1の全話を視聴しました。
シーズン3まであるんだったかな? でもたぶん無料なのはシーズン1だけだろうな。
母が韓流ドラマが好きなのもあって韓国のドラマや映画をみる機会がちょくちょくあったので思うのですが、韓国ドラマは面白いです。その面白さは多様性にみちています。1話完結タイプでありながらドラマ終盤の引きに次回の冒頭部を入れたりする手法とか、ふりかえりも含めて簡単なあらすじを冒頭にもってきたりするのはアメリカドラマみたいだし、一話完結方式ではない一連のドラマだったりもするので1話でも見逃すとわけがわからなくなってしまったり(日本でもそういうドラマはよくあったですけど) 視聴者を飽きさせないようにしている。一方で、ふりかえりシーンが長すぎて思わず早送りしてしまったり、最終話に次回作につづくようなシーンを入れたりするので、そこはアメリカドラマで食傷気味なんでいらんなぁ思ったりはします(日本ドラマでもありますね)
というわけで「VOICE 112の奇跡」の感想です。
なぜに「112」かというと韓国での緊急連絡先が「112」だからです。日本は「110」ですね。
事故で目が見えなかったとき(現在は視力に支障なし)に聴覚に偏った異常感覚を手にいれてしまったカン相談員(隊員)と、妻を惨殺された過去をもつム捜査官が、かぎられた時間内で緊急コールで助けを求めてきた被害者を救うお話。そこにサイコサスペンスが絡みます。
聴覚が異常にいいので常人では聴き取れないわずかな音を拾うことのできるカン隊員は緊急通報センター長で、ム捜査官はそのセンター長からゴールデンタイムチームに抜擢されたたたきあげの捜査官です。
最初はム捜査官がセンター長にいい感情をもっていないので衝突しまくりますが、やがて同じ犯人(真実)をおう仲間としてタッグを組むようになります。センター長が声をひろって現場に指示を送り、それを捜査官が実行することで被害者を救うことができるわけです。同じ犯人に、ム捜査官は妻を殺され、センター長は父親を殺されている。どちらも撲殺。
その残忍さが批判されたりもしたそうですが、視聴率があがったことでシーズン3まで製作されていて、日本でリメイクまでされています。根底にあるのは、なんだろ。家族愛?(家族愛には弱い私)

以下、ネタバレ。

というか、まぁ、王道ぽく。残忍な犯人はすべからくサイコパス。美しきサイコパス。
実際、きれいなんです。真犯人が。
なぜ犯人がそうなったのかという部分にはたいした理由がありません。生まれたときから「そういうこども」だった。しかも権力者のこどもとして生まれてしまった。父親は息子の犯罪を隠蔽することに躍起になってその強権をふるいます。とはいえ○○市と訳されているので、なんとなく地域の偉い人な感じが否めません。暴力団ちっくな。
韓国ドラマをみていると、日本と似ているところが多くて、違ったところが出てくると「あ、そうか。韓国だった」と思ったりもしちゃうんですが、プライム・ビデオでは字幕版しかなかったので、韓国語での視聴になってしまい(私は韓国語の語尾のうねりが苦手) そのおかげで?韓国の俳優さんのうまさがわかりました。なんでこんなにうまいんだろ。セリフのいいまわしとか、表情とかも、すとんと心にひびいてきます。
そして韓国語のなかにまざる明らかな日本語にぴくっとなります。あれいまの日本語だよね?と思うこと、たびたび。あと警察の機構というか雰囲気とかも日本ドラマに近いものがある(ドラマね) 拳銃がほとんど出てこなかったり、拳銃をかまえてもなかなか撃たないとこも。なぜいま撃たない!と思うこと、しばしば。足を狙って撃てばいいのにとか思ったりもしました。外れてもいいからさ、撃つくらいしたっていいんでないかと。上層部の雰囲気なんかもそれにともなう諸々も共感できるから、日本でリメイクするのはしやすいかもしれない。
社会的な悪や、ホームレスを集めての犯罪、臓器密売、幼児虐待、誘拐、軽い気持ちでネットで出会った人に会いに行ってバラバラ殺人事件…って、あれ、日本でほんとにあった事件じゃないですか…。
なので巷にある事件。いつ巻きこまれてもおかしくない犯罪。
現実におこりうる犯罪なので、おそろしいのですよね。
このドラマでは、権力者の手が警察機構の内部に及んでいるので、身近なところに内通者がいたりします。でもまぁこれもドラマとしてはよくあるというか、日本でいうと「アンフェア」のような感じなので、いざあらすじを説明しようとすると、ん?となっちゃうのですが、総じて面白いのです。
日本ドラマで興味をもったら、原作ドラマを視聴するのもありですよ。
ただラストシーンは正直なところものすごく嫌いなので、そこを日本ドラマではどうするのかいまから楽しみです。ちなみにシーズン2からは、ム捜査官が出てないです。シーズン3の舞台は日本なんだとか。ちょっと「2」に興味がわいてきましたよ。
あ、捜査官とかいっちゃってますが、刑事でいいのかもしれない。日本でいうところの強行犯係。実際、日本リメイク版では強行犯係ですもんね、唐沢さん。

数年後にこの感想を読み返した自分が「嫌いなラストシーン」って何?とかなりそうなので、ちょっとちゃんと書いとくと、真犯人のサイコパスが逮捕されたあとに医療施設かどこかで複数人の狂った患者たちに撲殺されるというラストシーンでした。
宗教的な意味合いがあるのか、次作に続くのかわかりませんが、正直いらんかったと思います。
あとエンドロールの字幕で、ドラマのなかで被害者だったそれぞれの役名を並べて、被害に遭われた方へのお悔やみが綴られているのですけど、いやこれドラマでしょ?なんでほんとにあったことみたいに書いてんの?思ってしまいました。それとも実在する事件を参考にでもしたんだろうか。私はこういう虚実まぜて誤解させるような作り方をするドラマはプロパガンダみたいで好きではないです。ラストでちょと「あーあ」と思っちゃったんですが、シーズン2もみてみるかな。
 


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最終更新日 : 2019-07-25

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